英語教育 English education 2004 3 18

 たまには、昔話をしましょう。
あれは、COBOLが、まだ主流だった頃だと思います。
 ある時、数学が得意で、英語が苦手な友人が、
システム開発部門に配属されたということを知ったのです。
その時、私は、「まずいことになった」と思いました。
 なぜならば、COBOLというプログラム言語では、
英語で記述することになるのです。
これを、ソースコードと言います。
 次に、このソースコードを、コンパイラで、
「コンピューターが理解できる機械語」に翻訳するのです。
ここで、プログラム(ソースコード)に対して、エラーのチェックがあります。
当然、エラーのメッセージは、英語です。
 友人は、コンピューター室に、いつも、
英和辞典を持って通ったそうです。
 こうして、友人は、英語の達人となりました。
私は、こういう英語の勉強法があるものだと思いました。
 それは、その友人にとって、一石二鳥となったそうです。
プログラム言語が習得できて、
なおかつ、英語まで、習得できたということです。













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